ファイルサーバーとNASの違い

サワディーカップ。
タイで日系企業のITサポートをしておりますデリバリー社の田原です。

ファイルサーバーとNASの違いをすごく大雑把に説明します。

NASは「ファイルを保存することに特化したネットワーク接続のデバイス」で、ファイルサーバーはWindowsサーバーをファイル保存用に使うための機能です。

どちらも、「ファイル共有」や「ファイルのバックアップ」を実現してくれます。重要なデータをなくさないためにも、また効率的な情報共有のためにもぜひとも持っておきたいものです。

NASは「外付けHDD」をローカルのネットワークにつけたようなものです。
プリンターをパソコンにUSBで接続するのではなく、ネットワークプリンタとして接続する感じで、HDDをLAN上においた感じです。Dropboxをインターネットではなくて、ローカルのネットワークに接続したようなものです。
タブレットやスマートフォンからでもWi-Fi経由でアクセス可能で、自動でバックアップを作成することもできたりします。
お手軽でコストが少ないのが特徴です。
最近は高機能ではバックアップ機能もあり、インターネットからアクセスできるものが多くなっております。

対して、ファイルサーバーはサーバーです。
Windows OSの値段がかかりますし、CALも必要だったりとお値段が嵩みます。
しかし、高機能で拡張性も高いです。単純なファイル共有や重要データのバックアップを超える運用を考えている場合はファイルサーバーのほうが向いている場合があります。

当社にご相談いただければ、最適と思われるものをご提案させていただきます。